【平均年収2140万円】GCA株式会社ってどんな会社? 就職・転職前に知っておきたい情報まとめ

【平均年収2140万円】GCA株式会社ってどんな会社? 就職・転職前に知っておきたい情報まとめ

金融機関や監査法人などの系列に属さない独立系M&Aアドバイザリー専門集団。売り手と買い手の双方から手数料を得る仲介業務は行わない。2016年8月にイスラエルと欧州に拠点を持つ英アルティウムと経営統合するなど、10か国15拠点でグローバルに展開している。


1. GCAってどんな会社?

1-1 ひとことで言うと

GCA株式会社(GCA)は独立系専業M&Aアドバイザリーファームです。

1-2 創業者と沿革

母体の一つであるGCA株式会社は、2004 年4月、米会計監査法人KPMGでの実績がある渡辺章博・公認会計士(写真左)と、三井銀行出身で投資ファンドのユニゾン・キャピタル創業者、一橋大学大学院国際企業戦略研究科の佐山展生教授(写真右)を共同代表として、東京都千代田区に創業したM&Aアドバイザリー会社。

2004年4月 - 東京都千代田区丸の内においてM&A取引に関連するアドバイザリー業務を目的としてGCA株式会社を設立。
2005年10月 - 株式会社メザニンを設立。
2006年10月6日 - 東証マザーズに上場。
2007年9月3日 - 持株会社化に伴い、GCA株式会社がGCAホールディングス株式会社に商号変更。
2008年3月 - 米国のSavvian LLCと、共同株式移転による経営統合。GCAホールディングスの株式は上場廃止となり、代わって新設された共同持株会社GCAサヴィアングループ株式会社が新規上場。
2012年9月6日 - 東証1部に市場変更。
2012年12月31日 - 中間持株会社であるGCAホールディングス株式会社が、事業会社のGCAサヴィアン株式会社(初代)を吸収合併すると同時に、GCAサヴィアングループ株式会社がGCAホールディングス株式会社を吸収合併。GCAサヴィアングループ株式会社は、純粋持株会社から事業会社に移行する。
2013年4月1日 - GCAサヴィアングループ株式会社が、GCAサヴィアン株式会社に商号変更。
2016年8月、GCA株式会社へ商号。(Wikipediaより抜粋)

1-3 本社所在地とネットワーク

本社所在地
東京都千代田区丸の内1-11-1
パシフィックセンチュリープレイス丸の内30階

10か国15拠点:FRANKFURT、LONDON、MANCHESTER、MILAN、MUMBAI、MUNICH、NEW DELHI、NEW YORK、OSAKA、SAN FRANCISCO、SHANGHAI、SINGAPORE、TEL AVIV、TOKYO、ZURICH

1-4 ビジョン・ミッション

2020年までに日本一、2030年までに世界一のM&A助言会社となる
(出典:2016年12月期 決算説明資料・2017年2月14日付け)

「クライアントのために本物のM&Aアドバイスをしたい」という思いに共感した仲間が集まって2004年に創業したGCAの経営理念は「For Client’s Best Interest」 (FCBI)です。どの金融機関にも属さない独立系ファームの存在意義はクライアントの最善の利益(Best Interest)の観点からM&Aを助言することです。(…)したがって、GCAは売り手と買い手の双方から手数料を得ることを目的とした仲介業務やマッチング、ビジネスブローカー行為は行いません。

2. GCAって何をする会社?

2-1 業績推移・見通し

グローバルの上場・独立系M&Aアドバイザリーファームで第7位の規模
(出典:2016年12月期 決算説明資料・2017年2月14日付け)

▲売上高
2016年12月期 185億5800万円
2015年12月期 131億5900万円

▲営業利益
2016年12月期 34億200万円
2015年12月期 27億3800万円

▲純利益
2016年12月期 22億100万円
2015年12月期 16億1400万円

2-2 事業セグメントと業績内訳

▲セグメント別売上高(自 平成28年1月1日 至 平成28年12月31日)
アドバイザリー事業 175億700万円
アセットマネジメント事業 10億5100万円

▲地域別売上高(2016年12月期)
日本/アジア 80億5700万円
米国 68億1700万円
欧州 63億6200万円

2-3 主力事業

◆M&Aアドバイザリー
上場企業・非上場企業に対して、売却・買収、非公開化案件及び、買収防衛、グループ再編、事業再生などの包括的なアドバイザリーサービスを提供します。
◆戦略・PMIコンサルティング
「成長戦略」の立案から「M&A」の実行、さらには「シナジー創出」を一気通貫で手掛け、企業の飛躍的な成長を確実に実現するために、GCAには戦略コンサルタントによる専門チームが存在します。
◆デューデリジェンス
GCA FAS株式会社はM&A取引におけるビジネス・財務・税務デューデリジェンスサービスをコアとしたトランザクションサービスを提供する専門家集団です。
◆アセットマネジメント
プライベートエクイティ、メザニンファイナンス、上場株式・債券など積極的に日本及び米国における各種のアセットマネジメント業務を行っています。日本においては、メザニンファイナンスに特化したMCo株式会社が、日本初の本格的独立系メザニンファンドを運営しています。

主なM&Aアドバイザリー実績
◆パナソニック株式会社による株式会社アクトビラの株式会社WOWOWへの売却(パナソニックへのアドバイザリー)
◆日本電気硝子株式会社によるPPG INDUSTRIES, INC. 米国ガラス繊維事業の取得(日本電気硝子へのアドバイザリー)
◆日清紡ホールディングスによる日本無線の完全子会社化(日清紡ホールディングスへのアドバイザリー)
◆双日によるSOLVADISの買収(双日へのアドバイザリー)
◆住友重機械工業によるPERSIMMON TECHNOLOGIES CORPORATIONの買収(住友重機械工業株式会社へのアドバイザリー)

3. GCAの経営者ってどんな人?

3-1 社長のプロフィール

渡辺 章博
GCA株式会社 代表取締役 マネージングディレクター
1982年/ 単身、米国に渡りKPMGニューヨーク事務所にて日本企業の米国進出のためのM&A業務に従事 1994年/ 帰国、KPMGコーポレイトファイナンスの共同代表としてM&A案件のアドバイザリーや企業価値評価・買収監査等のサービスを提供 2004年4月/ 当社を創業。米国・日本公認会計士。中央大学商学部会計学科卒。
現在は製薬向けカプセルの製造販売で世界第2位のクオリカプス社の社外取締役、皮膚科領域を専門とする製薬会社マルホ株式会社の社外取締役、ユニー・ファミリーマートホールディングス株式会社の社外取締役、神戸大学大学院経営研究科(ビジネススクール)客員教授。
http://www.gcaglobal.co.jp/person/akihiro-watanabe/

3-2 発言、エピソード

主なアドバイザリー実績としては、日本たばこ産業(JT)飲料事業のサントリーへの売却、第一三共によるインドの上場製薬会社・ランバクシーのサン・ファーマへの売却、日立と三菱重工の火力発電事業の統合、アドバンテストによる米国ベリジー社の買収、カーライルによる三菱ケミカルホールディングスへのカプセル事業の売却、日興コーディアルグループのシティグループによる買収、JVC(日本ビクター)とケンウッドとの経営統合、リコーによるIBMプリンター事業の買収、米国オンセミコンダクターによる三洋電機半導体事業の買収、三共と第一製薬の経営統合、松下電器(現パナソニッ ク)のMCA社買収・売却と上場子会社の完全子会社化や松下興産の再生、伊藤忠によるレリアン、三景などのアパレル・ブランド事業の買収など、多くの海外・国内案件を手掛ける。

10カ国15拠点で事業を展開するGCAの強みは「多様性」です。独立系M&Aファームに依頼されるM&A案件のほとんどは複雑で困難な案件であり、プロジェクト担当者は解決すべき様々な問題に直面します。この時に、専門分野や国籍、ネットワークといった「多様性」のある組織が壁を作ることなく協力しあうことでクライアントの問題を解決することができるのです。すなわち「多様性」が価値を作ります。「多様性」は時にはお互いに不快に感じることがありますが、それをお互いに尊重しお互いの良いところを活かすことがポイントです。

当社では、最近は国境を超えるクロスボーダー案件におけるPMI(買収後の統合業務)などのプロジェクトが増えてきています。やはり、私たちは日本企業が世界で戦える“強い会社”になれるようなお手伝いをしたいという確固たる動機があります。M&Aは、ある意味ではオセロ・ゲームのような陣取り合戦です。もっとも、今からでも遅くありません。日本企業には、世界で戦える素地を持った企業はまだまだあります。いつまでも、高度経済成長期に世界を席巻したソニーやホンダの栄光を懐かしがっているわけにはいきません。

4. GCAではどんな社員が働いているの?

4-1 従業員数

連結387人、単体126人(平成28年12月31日時点)

4-2 平均年齢

37.2才(単体、平成28年12月31日時点)

4-3 平均勤続年数

6.0年(単体、平成28年12月31日時点)

4-4 平均年間給与

2139万6000円(単体、平成28年12月31日時点)

(1) 企業の採用サイトの記載

GCAの採用ページには「M&Aファイナンシャルアドバイザー」の中途採用の募集要項があります。応募資格は、原則として実務経験3年以上で「GCAの経営理念に対する十分な理解と完全な賛同」をしていること。給与は年俸制で「個人の能力により当社規程に照らして決定します」とのことです。

(2) 口コミサイト「キャリコネ」の書き込み

キャリコネに口コミを寄せた現役社員・OBOGの平均年収は862万円。33歳で1800万円を得ている人の給与明細もありました。2014年時点の口コミによると、職位別の年収ゾーンは以下の通り(残業代込み。これに各期の業績・評価に応じた賞与(ベースの10~30%)が加わる)

アナリスト 500~650万円
アソシエイト 750~900万円
ヴァイスプレジデント 1100~1300万円
ディレクター1600万円~
エグゼティブディレクター2000万円~

(3) 求人情報サイトの記載

求人情報サイトには「M&Aファイナンシャルアドバイザー」と「コンサルタント(FAS部門)」の求人が掲載されていますが、いずれも報酬(予定年収)については「別途ご案内します」とのことです。

ヴォーカーズは6月13日、同社が運営する企業リサーチサイト「Vorkers」に投稿された残業時間データと上場企業の有価証券報告書から、残業時間も含めた労働時間による「時給」を算出し、それをまとめた「上場企業の時給ランキング2017」を発表した。
第1位は、M&Aアドバイザリー会社のGCAで、唯一の時給7000円台となった。トップ30の企業の中で最も多い平均73.6時間の残業時間、平均年収は2000万円となり、ダントツで首位を獲得したという。

4-5 活躍する社員インタビュー、コメント

松本浩伸 アナリスト
私はアナリストとして企業価値評価、財務分析モデル構築、提案書の作成等を担当しています。当社は手掛けるM&A案件の数が多く、若手社員でも責任ある仕事を任せられるケースは珍しくありません。
案件を進めていくと多かれ少なかれ難題に直面します。その壁をクライアントと共に乗り越えていく度、信頼関係が構築され、同じゴールを目指すパートナーのような存在になります。「より良いパートナーになりたい、もっとクライアントの期待に応えたい」そう思わずにはいられなくなり、クライアントとの距離が近くなることがこの仕事の醍醐味だと思います。

 

5. GCAの人材採用・育成方法

5-1 採用に関する方針・施策

GCAの理念に共感でき、高い倫理観と強い向上心を持つ人材を求めています。
GCAでは、経験者を中心に、M&Aアドバイザリーサービスの提供を志向する方を募集しております。 GCAがめざしているのは、クライアントの最善の利益を地道に追求する真のM&Aであり、健全な国内M&Aマーケットの成長に貢献する真摯な取り組みです。クライアントのM&A後の成功や、M&Aによって創出された企業価値、クライアントと「満足」を共有できる人材を募集しています。

5-2 育成に関する方針・施策

▪新入社員研修
入社前に英語力向上を希望される方には、会社が費用などを補助する語学研修が用意されています。
入社後は、会社の業務や組織について理解を深めていただくため、集中的な新入社員研修を行います。そこでは、会社概要や事業内容、会社の歴史および企業文化などについてのオリエンテーションが行われたのち、M&Aの基礎知識に関する集中講義が行われます。語学研修も、個々人のレベルと希望により研修を継続することが可能です。

▪一般研修プログラム
人材育成はOJTを基本として、長期的な視野で行われ、M&Aプロフェッショナル・スキル、語学力、オリエンテーション等の各分野でさまざまなプログラムが用意されています。例えば、M&Aに関する国内外レギュレーション、財務・会計・税務、ストラクチャー、契約、交渉等について、社内外プロフェッショナルを招き、随時社内勉強会を実施しています。また、M&Aプロフェッショナルとして更なる知識の習得、能力向上を目指す「GCA大学」の制度があり、積極的な参加が奨励されています。米国で開催される海外研修への参加、またトレーニーとして海外オフィスへの派遣制度もあります。更には、外部研修講座への積極的な参加が奨励されています。

5-3 評価・報酬に関する方針・施策

・給与 年俸制 個人の能力により当社規程に照らして決定します。
・昇給 当社規程による(年1回、1月)
・賞与 当社規程による(年1回、1月)別途支給

6. GCA出身者(OB・OG)にはどんな人がいるの?

インテグラル株式会社代表取締役 佐山展生
1976年/ 京都大学工学部高分子化学科卒
1994年/ ニューヨーク大学MBA取得
1999年/ 東京工業大学大学院社会理工学研究科博士後期課程卒業博士(学術)
1976年/ 帝人においてポリエステルの重合に関する製造・生産技術開発および新製品の研究開発に従事
1987年/ 三井銀行(現 三井住友銀行)入社、M&Aアドバイザリー業務担当
(1990年~1995年 ニューヨークにて米州部M&Aチームの統括。その後、M&A専門部の企業情報部部長)
1998年/ 代表取締役パートナーとしてユニゾン・キャピタルを共同設立、東ハト、キリウなどへ出資
2004年4月/ GCA株式会社代表取締役パートナー就任
2005年10月/ 株式会社メザニン代表取締役就任
2007年9月/ 当社取締役パートナー就任
2008年3月/ 当社代表取締役パートナー就任(現任)

光澤 利幸
フロンティア・マネジメント㈱常務執行役員
1993年に日商岩井㈱(現、双日㈱)に入社し、法務部及び審査部に所属。1998年からはニューヨークにて勤務。2001年にプライスウォーターハウスクーパース・フィナンシャル・アドバイザリー・サービス㈱(現、プライスウォーターハウスクーパース㈱)に入社。2003年に㈱ラザード フレールに入社し、ヴァイスプレジデントに就任。2006年にGCAサヴィアン㈱に入社後、2011年にマネージングディレクターに就任。2012年にフロンティア・マネジメント㈱に入社し、常務執行役員に就任。

小原 暁人 株式会社ASPASIO 代表取締役
早稲田大学法学部卒
商工組合中央金庫にて、中小企業向け融資業務を実施
株式会社ブレインリンクにて、企業価値評価業務・債権評価業務・事業計画策定支援業務を実施
GCAサヴィアン株式会社にて、M&Aアドバイザリー業務、企業価値評価業務、デューディリジェンス業務、事業再生支援業務を実施
2014年 株式会社ASPASIO創業

末澤 俊裕 ASPASIO代表取締役
千葉大学法経学部卒 早稲田大学大学院ファイナンス研究科修了
Andersen/朝日監査法人(現 KPMG/あずさ監査法人)、KPMG FASにおいて、法定監査、財務デューディリジェンス、SOX法対応支援、不正調査、各種コンサルティング(ビジネスリスクコンサルティング、業績評価制度構築支援、債権回収高度化支援等)を実施
三菱東京UFJ銀行において、金融商品フルバリュエーションシステム、市場リスク管理システム高度化に係る開発プロジェクトを管理・推進
GCAサヴィアン株式会社では、投資戦略立案からPMIまで(M&Aプロセスの入口から出口まで)の支援を実施(在籍中に総合商社に出向し、複数の投資案件を支援)
2014年 株式会社ASPASIO創業

7. GCAの福利厚生は?

福利厚生
長期所得補償保険、医療保険(労災以外に適用可)、団体定期保険、スポーツクラブ、人間ドック受診制度(法定定期健康診断に加えて)、従業員持株制度、借り上げ社宅制度、その他

8. GCAの中途採用は?

 
 

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