【国内2位】JFEスチール(株)に就職・転職するなら知っておきたい情報まとめ

【国内2位】JFEスチール(株)に就職・転職するなら知っておきたい情報まとめ

2003年に川崎製鉄と日本鋼管 (NKK) が統合して発足。粗鋼生産量で新日鐵住金に次いで国内2位、世界5位の規模。親会社はJFEホールディングスで、その傘下にJFEエンジニアリング、JFE商事などを置く。社名のJFEは日本(Japan)、鉄鋼(鉄Fe)、エンジニアリング(Engineering)の略。


1. JFEスチールってどんな会社?

1-1. ひとことで言うと

JFEスチール株式会社(ジェイエフイースチール、英名:JFE Steel Corporation)は、日本の大手鉄鋼メーカー(高炉メーカー)である。持株会社・JFEホールディングスを頂点とする「JFEグループ」の中核企業。
粗鋼生産量において、日本国内では新日鐵住金に次いで第2位、世界では第5位の規模を持つ。2003年に、川崎製鉄(川鉄)と日本鋼管 (NKK) が統合して発足した。

1-2. 創業者と沿革

1912年(明治45年)6月8日 - 日本鋼管株式會社 (NKK) 設立。
1950年(昭和25年)8月7日 - 川崎製鉄株式会社(川鉄)設立。
2002年9月27日 - 川崎製鉄(川鉄)と日本鋼管 (NKK) の2社が、株式移転により持株会社のJFEホールディングスを設立。
2003年4月1日 - 川鉄・NKKで会社分割による事業再編を実施。川鉄は非鉄鋼事業を分割した上でNKKの鉄鋼事業を継承し、JFEスチール株式会社に商号変更。また、化学事業をJFEケミカルに、橋梁鉄構事業を川崎橋梁鉄構(2008年にJFEエンジニアリングに合併)に分割。

1-3. 本社所在地とネットワーク

本店所在地
東京都千代田区内幸町2丁目2番3号 日比谷国際ビル

グループ会社概要|JFEスチール株式会社

http://www.jfe-steel.co.jp/company/group.html

JFEスチール株式会社 -わたしたちは、常に世界最高の技術をもって社会に貢献します-

1-4. ビジョン・ミッション等

JFEのシンボルマーク

形:無限に回転し続ける球体は、あらゆる顧客との接点を広く求め、コミュニケーションを深めていくことを意味しています。
色:ブルーは信頼・奥深さを意味し、地球規模で活動していく企業、宇宙・空といった無限で広大な企業イメージを表現しています。

グループの名称はJFE(ジェイ エフ イー)グループ(英文名称:JFE Group)とします。「J」は日本(Japan)、「F」は鉄鋼(鉄の元素記号Fe)、「E」はエンジニアリング(Engineering)を意味し、鉄鋼とエンジニアリングをコア事業とした「日本を代表する未来志向の企業グループ」(Japan Future Enterprise)であることを表しています。

◆企業理念
JFEグループは、常に世界最高の技術をもって社会に貢献します。
◆行動規範
挑戦。 柔軟。 誠実。

お客様とともに行う技術開発:市場のニーズがありながら商品化が難しく、まだ世に出ていないものは数多くあります。これらをいち早く商品化して市場に提供していくことで、価格競争に巻きこまれることなく、世界でプレゼンスを高めていくことができるのです。
たとえば、JFEスチールでは自動車会社との強固な信頼関係を生かし、お客様と協力して世界最高の材料、加工技術を創るために、当社の研究開発拠点であるスチール研究所にカスタマーズ・ソリューション・ラボを設置しています。

2. JFEスチールって何をする会社?

事業セグメント別内訳(2015年度実績)
鉄鋼事業:2兆4451億円(連結売上高の53.2%)≒JFEスチール分
エンジニアリング:3975億円(連結売上高の8.6%)
商社事業:1兆7564億円(連結売上高の38.2%)

※JFEスチールは非上場であり、以下はJFEグループ全体(JFEホールディングス)の業績数値。

2-1. 業績推移・見通し

連結売上高
2012年度 3兆1,891億円
2013年度 3兆6,668億円
2014年度 3兆8,503億円
2015年度 3兆4,317億円

連結営業利益
2012年度  398億円
2013年度 1,533億円
2014年度 2,225億円
2015年度  906億円

2-2. 事業セグメントと業績内訳

出典:JFEだより(2015.4.1-2016.3.31)

2-3. 主力商品

鉄鋼事業:JFEスチール
オンリーワン・ナンバーワン商品をグローバルに展開
世界トップクラスの銑鋼一貫メーカーです。東西2大製鉄所体制による高い国際競争力を持ち、世界有数の技術と商品開発力を活かしたオンリーワン・ナンバーワン商品および各種高付加価値商品を製造・販売しています。

事業分野|JFEスチール株式会社

http://www.jfe-steel.co.jp/company/jigyou.html

JFEスチール株式会社 -わたしたちは、常に世界最高の技術をもって社会に貢献します-

※主な事業内容として「薄板」「厚板」「形鋼・スパイラル鋼管」「鋼管」「電磁鋼板」「ステンレス」「棒線・溶接材料」「鉄紛」など

3. JFEスチールの経営者ってどんな人?

3-1. 社長のプロフィール

代表取締役社長(CEO) 
柿木厚司(かきぎ こうじ)
茨城県出身。水戸第一高校卒業。1977年東京大学経済学部を卒業後、川崎製鉄に入社。主に総務・人事畑を歩み、2007年JFEスチール常務執行役員、12年副社長を経て、15年から現職。

3-2. 発言・エピソード

鉄鋼会社というと、皆様は「古くて堅い会社」をイメージされるかもしれませんが、いま、JFEスチールでは、急速な世代交代、「若くて逞しい会社」への変革が進んでいます。言うまでもなく、技術力の源泉は“人”です。次代を担う人材育成と技能継承を着実に進め、良質な“鉄”をこれからも作り続けてまいります。

Q 30代の頃はどんなビジネスマンでしたか
A 川崎製鉄の人事部門で半導体や新素材など新規事業の立ち上げに携わりました。半導体の工場設立のために人を集めるなど、鉄鋼とは異質の世界を見るいい機会でした。
Q 「私を変えた本」は
A 司馬遼太郎『竜馬がゆく』です。学生時代、30代と2回読み、大きな転換の世界を感じました。
Q 休日の過ごし方
A 仕事でゴルフの時もあります。それ以外は都内で妻と散歩して、いいお店を見つけてランチを取ります。

4. JFEスチールではどんな社員が働いているの?

※JFEスチールは非上場であり、以下はJFEホールディングスの有価証券報告書による。

4-1. 従業員数

連結 59,460人
単体 40人(平成28年3月31日現在)

4-2. 平均年齢

※参考:45.4歳(JFEホールディングス単体、2016年3月31日現在)

4-3. 平均勤続年数

※参考:23.4年(JFEホールディングス単体、2016年3月31日現在)

4-4. 平均年間給与

※参考:1,022万1,000円(JFEホールディングス単体、2016年3月31日現在)

4-5. 活躍する社員インタビュー、コメント

中村 春香 2012年入社
基幹理工学研究科 機械科学専攻修了
私のミッションは、炉内耐火物の摩耗メカニズムを解明し、耐火物の損傷を抑え、炉内の寿命を限りなく延ばす技術を開発することです。これは長年、先輩たちが脈々と取り組んできたテーマです。しかし、残念ながら未だに決定打と言えるだけの答えは導き出せていません。製鉄会社にとっては悲願ともいえる重要テーマになるだけに、責任の重さを感じる一方で大きな手応えを感じています。

小幡 美絵 2013年入社
数理物質科学研究科 専攻修了
入社以来、私は薄板研究部で、自動車用鋼板の研究開発を担っています。自動車用鋼板の近年の潮流は「より軽く」「より丈夫」そして「より成形性がいいもの」。一般的に鋼板強度が上昇すれば(つまり硬さが増せば)、当然成形性にも影響が出ます。あまり硬すぎれば部品成形時に割れてしまうという事も起こり得ます。鋼板の成分や製造方法を工夫することで高強度と成形性を併せ持つ自動車用鋼板の研究開発に挑み続けています。

 

5. JFEスチールの人材採用・育成方法

5-1. 採用に関する方針・施策

私たちJFEスチールは「常に新たな価値を創造し、お客様とともに成長するグローバル鉄鋼サプライヤー」を中長期的なビジョンとして掲げています。グローバル競争の中で、私たちが引き続き持続的な成長を実現していくためには、強みとする高い技術力をさらに磨きあげながら、「国内製造拠点の競争力」と「海外での販売力」を強化することが必要です。

これらを支えるのは、言うまでもなく「人材」であり、「人材」なくして会社の成長はあり得ません。会社が成長していくために必要な要素の中でも最も大切なものは「人材」です。
会社のさらなる成長を支える仲間として、私たちは性別や国籍に関わらず、様々な経験やバックグラウンドを持った人材を求めています。

JFEスチールには、年齢や職種に関わらずオープンに議論を進め、若手のうちからどんどん挑戦出来る風通しの良い環境があります。変化の激しい素材業界では、企業もその社員もスピード感を持って変化していくことが求められています。私たちはこの環境のもとで、常に高い志と情熱を持って挑戦を続け、会社と一緒に成長していってくれる人材を求めています。
当社の行動規範は、「挑戦。柔軟。誠実。」
私たちが成長していくために一番重要だと考えている要素がここに集約されています。

今も、研究開発・製造技術開発・設備技術開発など世界最高の技術の担い手たちや、営業・生産管理・購買などの各分野のプロフェッショナルたちが、この行動規範を胸に、時代を先取りする技術開発やビジネスの展開に取り組んでいます。
当社の仕事の面白さや、社員の魅力を直接皆さんにお会いしてお伝えできることを楽しみにしています。

グループ3社合計で2,171人

5-2. 育成に関する方針・施策

<グローバル人材の育成・語学研修>
経済のグローバル化や新興国を中心とした鉄鋼需要の伸びに伴う
ビジネス環境の変化に柔軟に対応するため、
JFEスチールではグローバル人材の育成に注力しています。
海外ビジネススクールへのMBA 留学や海外研究機関への派遣、語学留学を実施しているほか、若手社員に対しても国際学会での論文発表、語学力強化を目的とした海外語学学校への短期派遣研修、そして海外提携企業へのトレーニー派遣を実施するなど、グローバルビジネスに対応できる人材の育成を強化しています。グローバル人材として必要な能力のひとつである語学力については、TOEIC 受験を毎年義務付け、社内レッスンや通信教育補助、合宿研修など多様な講座を用意し、語学の積極的な自己研鑽を推奨しています。

5-3.評価・報酬に関する方針・施策

JFEスチールは、人事・賃金制度を抜本的に見直す。発足から10年が経過し、団塊世代の大量退職に伴う労務構成の変化や、中途採用拡大などによる人材の多様化が進んでいることに対応。同じ職能資格にとどまらなければならない年数を3年から2年に短縮するなどして、現場のリーダーなどを務める従業員の頑張りに報いる。(2015/03/27付け日刊鉄鋼新聞)

6. JFEスチール出身者(OB・OG)にはどんな人がいるの?

宇田 左近(うだ・さこん)
ビジネス・ブレークスルー大学 副学長
東京大学工学部建築学科卒、東京大学工学系大学院修士課程修了(工学修士)、シカゴ大学経営大学院修了(MBA)。日本鋼管(現 JFE)を経て、マッキンゼー・アンド・カンパニー 入社。

神戸大学大学院経営学研究科教授
三矢裕(みや・ひろし)
1990年神戸大学経営学部卒業
1990年川崎製鉄株式会社入社(水島製鉄所総務部経理課勤務)
1993年川崎製鉄株式会社退社
1995年神戸大学大学院経営学研究科博士課程前期課程修了
1997年学習院大学経済学部専任講師
2000年学習院大学経済学部助教授
2001年神戸大学大学院経営学研究科博士課程後期課程修了
2003年神戸大学大学院経営学研究科助教授
2008年より現職

7. JFEスチールの福利厚生は?

寮・社宅
JFEスチールの寮、社宅はその環境の良さが評判です
各配属地の近隣に独身寮を完備。また結婚後、賃貸住宅の家賃の一部を会社が負担(月額最大10万円)する借上社宅制度など、住宅制度が整っています。

両立支援制度
JFEスチールでは男女を問わず個が尊重される環境で、充実した両立支援制度のもと、
多くの女性が出産や育児休業を経て活躍しています。
ワーク・ライフ・バランスの観点から、育児・介護など、それぞれのライフステージにおいて働き方が変化しても、安心して仕事に取り組めるよう、柔軟にサポートする制度を整えています。

JFEスチールは[2017年]4月、社員一人ひとりが定時退社日を決められる新制度を導入する。1週間に1回以上、課長など管理職と相談して定時退社日を決め、残業しない。9500人と全社員の6割が対象となる。(略)JFEは社員ごとに午後5時半の定時退社日を週に1回以上、自分で設ける。当日、製鉄所のトラブルや緊急の顧客対応などやむを得ない事情で残業しなければならないときは別の日に振り替える。多くの取引企業とつながりがある製造業で、こうして個人が自由に定時退社日を設ける取り組みは珍しいという。(略)JFEスチールの今回の取り組みは、一律の残業禁止など「組織型」の働き方改革を柔軟な「個人型」にシフトさせる。産業界に一石を投じることになりそうだ。

8. JFEスチールの中途採用求人は?

 
 

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