【日本のものづくりを支える】三菱製鋼(株)に転職するなら知っておきたい情報まとめ

【日本のものづくりを支える】三菱製鋼(株)に転職するなら知っておきたい情報まとめ

特殊鋼の生産から、ばねや素材形などの製品製造までを一貫して行う特殊鋼メーカー。2016年中期経営計画では”「特殊鋼をつくり加工する」会社 から「付加価値を素材から創る」会社へ”というスローガンを掲げ事業拡大を目指している。素材・製品の供給先は自動車・建設機械向けで約3割を占める。北米やアジア等8カ国に生産拠点を有す。


1.三菱製鋼ってどんな会社?

1-1 ひとことで言うと

三菱製鋼株式会社は三菱グループの鉄鋼メーカーで、東京都中央区に本社をおいている。

1-2 創業者と沿革

創業者
岩崎小彌太
明治に生まれ、激動の昭和初期の約 20年間に三菱グループの企業理念を確立させた三菱本社4代目社長

第一次大戦中の1916(大正5)年、彌之助の長男、岩崎小彌太(いわさき こやた)が第四代社長に就任。小彌太は、その後30年近く三菱全事業を統括し、日本の産業の発展に尽くしました。
 小彌太は事業部制を更に進めて事業毎の分社化を図り、今日の多くの三菱各社を発足させました。三菱造船(現・三菱重工業)、三菱商事、三菱鉱業(現・三菱マテリアル)、三菱銀行(現・三菱東京UFJ銀行)、三菱地所などのほか、日本光学工業(現・ニコン)、江戸川バリウム工業所(現・三菱ガス化学)、三菱電機、三菱信託(現・三菱UFJ信託銀行)、三菱石油(現・JXホールディングス)、新興人絹(現・三菱レイヨン)、日本タール工業(現・三菱化学)、化工機製作(現・三菱化工機)、三菱製鋼などです。こうした重化学工業を主軸とした展開が、工業技術の蓄積を生み、「技術の三菱」と言われるようになりました。

旧 三菱製鋼株式会社 1919(大正8年5月)
三菱造船(株)長崎製鋼所として鋳鍛鋼品の製造を開始。
旧 三菱鋼材株式会社 1917(大正6年4月)
明治37年創立のわが国最古のばねメーカー東京スプリング製作所と、大正5年創立の東京鋼材製作所を合併し、東京鋼材(株)を設立。

1942(昭和17年12月) 両社合併し、三菱製鋼(株)となる。

1-3 本社所在地とネットワーク

本社
東京都中央区晴海三丁目2番22号(晴海パークビル)

1-4 ビジョン・ミッション

■経営理念

1.お客さま第一
三菱製鋼グループはお客さまに、常により高い品質と機能をより安く、心のこもったサービスでおとどけします。
2.新技術の開発
三菱製鋼グループはより高い技術を追求し、グローバルに競争力のあるものづくりに注力します。
3.人を活かす経営
三菱製鋼グループは多様な人材が活躍できる職場環境をつくり、働きやすく活力に満ちた明るい企業集団をめざします。
4.未来への挑戦
三菱製鋼グループはあふれる情熱と創造力をもって、世の中の変化に果敢に挑戦します。
5.社会への貢献
三菱製鋼グループはコンプライアンス経営を基本とし、環境に配慮した事業活動を通じ、広く社会の発展に貢献します。

2.三菱製鋼って何をする会社?

2-1 業績推移・見通し

▲売上高
2016年度 1037億円
2015年度 1065億円
2014年度 1187億円


▲営業利益
2016年度 38億6000万円
2015年度 42億8000万円
2014年度 49億3000万円

▲親会社株主に帰属する当期純利益
2016年度 35億円
2015年度 24億8000万円
2014年度 35億4000万円

2-2 事業セグメントと業績内訳

▲事業別売上高(平成29年3月期)
ばね事業 467億3300万円
特殊鉄鋼材事業 401億6000万円
機器装置事業 93億8400万円
素形材事業 94億6200万円
その他事業 36億7600万円  

▲地域別売上高(平成28年3月期)
日本 660億3000万円
北米 237億3400万円
アジア 162億5100万円
その他 5億2200万円

2-3 主力商品

■ばね事業
当社は、国内唯一の素材から製品までの一貫したばねメーカーです。1904年に日本で初めて工業的なばねの製造に成功して以来、約1世紀の豊かな経験を持ち、高性能な製品造りのために、用途に適応した技術開発と徹底した品質管理を推進し、あらゆる分野で高い信頼を得ています。

■特殊鋼鋼材
三菱製鋼室蘭特殊鋼㈱は、製鋼工場では転炉溶鋼および電気炉の併用、技術レベルの高い経験豊富な炉外精錬、最新技術による連続鋳造設備等を備え、圧延工場では鍛圧効果の高いインライン高速プレス、高剛性自動テンションコントロールV-H圧延設備等を備えています。これらの設備で高い生産性を実現し、低コストで高い品質レベルの特殊鋼棒鋼を製造しています。

■ガスタービン用シリンダー
発電用ガスタービンエンジンに用いられる
アウターケーシング (53 ton/組)

この製品は、火力発電システムの構成部材として用いられ、内部で高速回転するタービンを支持し、高温・高圧の厳しい条件に耐えられる高い品質と性能を有しております。
当社は、材料調達から塗装まで全ての工程に対応した生産体制を整え、お客様の信頼に応えられる品質を確保しています。

3.三菱製鋼の経営者ってどんな人?

3-1 社長のプロフィール

代表取締役社長
佐藤 基行

昭和53年4月 当社入社
平成18年3月 当社ばね事業部長
同 年6月 当社取締役、ばね事業部長
同 23年6月 当社常務取締役、ばね事業部長
同 25年6月 当社常務取締役
同 27年6月 当社取締役社長(現任)

3-2 発言、ブログ、エピソード

三菱製鋼は11日、千葉製作所(千葉県市原市)構内に設立した「技術開発センター」の開所式と招待者の見学会を開催した。神事の後、あいさつに立った佐藤基行社長は「中長期の視点で材料試験や研究開発を行い、4事業でシナジーを追求していく」とし「2―3年で20―30億円を投資したい」と意欲的に語った。佐藤社長は続けて「海外拠点はいくつかあるが、モノづくりのマザー工場としての機能を付加しIoTで海外と国内をつなげる」と開発スピードを重視し商品化する考えを述べ、招待者の千葉大学の関係者らに「産学共同での研究開発をしていこう」と呼びかけた。

 三菱製鋼(社長・佐藤基行氏)は今年12月からインドネシアで特殊鋼の一貫生産を開始する。出資している現地電炉メーカーの棒鋼圧延工場が12月に完成、製鋼からの一貫体制が整うためで、「特殊鋼」と「ばね」のコラボレーション事業として注目されている三菱製鋼のインドネシアプロジェクトが始動する。

 今年12月に棒鋼圧延工場が完成することで三菱製鋼ブランドの特殊鋼一貫生産体制が確立される。JATIMで生産する特殊鋼(月産能力1万5千トン)のうち、ほぼ半分はISP向け(三菱製鋼分以外の板ばね用平鋼も含む)に安定確保されており、その分、販売面でのリスクは軽減される。残り半分は三菱製鋼が構造用鋼中心にインドネシア国内、アセアン地域に販売する。
 当面はインドネシアプロジェクトの立ち上げに全力を挙げるが、将来は、これをモデルに「特殊鋼」と「ばね」のコラボレーション事業をグローバルに展開していく考えだ。

4.三菱製鋼ではどんな社員が働いているの?

4-1 従業員数

連結 3482人
単体 737人(平成28年3月31日現在 )

4-2 平均年齢

単体平均 44.2歳(平成28年3月31日現在 )

4-3 平均勤続年数

単体平均 19.4年(平成28年3月31日現在 )

4-4 平均年間給与

単体平均 610万円(平成28年3月31日現在 )

4-5 活躍する社員インタビュー、コメント

松永梨沙
ばね事業部 ばね営業部 営業第二グループ

様々な業界に向けたばねのグローバル営業
ばね営業部では、自動車やトラック、建設機械、鉄道車両、OA機器など、様々な用途のばねを取扱い、国内外に向けてグローバルな営業活動を行っています。客先とばねの仕様や価格、納期などを交渉し、納品後、代金を回収するまでが営業の仕事です。お客様の窓口として、ばねに関する知識だけでなく、コストの理解、経理関連処理、契約書などの法務知識など、営業は幅広い知識と交渉力が必要です。各部署の方々と協力しながら、営業が案件の推進役として社内を導いていく仕事にやりがいを感じています。

佐野 太一
技術開発センター室蘭分室

材料の調査、研究開発を通してユーザーへ材料の提案
当社の材料は自動車や建設機械等の部品に使用されています。鉄鋼材料と言っても様々な種類があり、各用途ごとの求められる特性を見極め、材料が選定されていきます。私は材料の特性調査及び材料開発を行っています。ユーザーから求められる特性を満足させられるよう材料選択し、実際にその材料がユーザーの要求に応えられるか調査を行い、様々な部署と協力しながらお客様へ適切な材料を提案しています。また、現在使用されている材料よりもコストダウンできるような材料を提案または新規成分を検討し、お客様の要望に応えられるよう日々調査、研究を行っています。

 

5.三菱製鋼の人材採用・育成方法

5-1 採用に関する方針・施策

三菱製鋼は「鉄」・「鋼」だけの会社ではありません。これまで培った技術を活かし新分野へも積極展開しています。課題を様々な角度から解決できるような柔軟な発想、失敗をおそれない積極さ、何事にも興味をもって取り組める方を採用したいと考えています。

募集要項 | 新卒採用情報 | 採用情報 | 三菱製鋼株式会社

http://www.mitsubishisteel.co.jp/saiyo/

三菱製鋼グループの人材採用・育成方法については、各グループ会社(子会社)のウェブサイトなどを参照してください

5-2 育成に関する方針・施策

新入社員研修
新入社員育成の取り組みとして、社会人としての基本を主体とした導入研修に加え、3ヶ月の工場実習を組み合わせた育成プログラムを行っています。配属後は、エルダー社員制度により、教育および相談相手として新入社員1名に対し、教育担当の先輩社員1名を任命し育成しています。

エルダー社員制度

8月に本配属し、入社3年目まで、エルダー社員制度により若手先輩社員によるマンツーマン教育・指導を実施しています。新入社員の早期育成と仕事に対しての不安解消を図っています。

新入社員に対し、ビジネスマナーなどの導入研修と、各製作所にて工場見学を実施

5-3 評価・報酬に関する方針・施策

2016年4月初任給実績
修士了月給:22万9,900円
大卒月給:20万9,700円
高専卒月給:18万4,100円
諸手当:時間外手当、通勤交通費(上限10万まで) 他

6.三菱製鋼出身者(OB・OG)にはどんな人がいるの?

佐々木幹夫 1937年生まれ。60年早稲田大学理工学部卒業、同年三菱商事入社、79年イラン三菱商事会社社長、93年米国三菱商事会社社長、98年三菱商事取締役社長、2004年同社取締役会長を経て10年6月同社取締役相談役。11年6月同社相談役。経済団体としては2007年日本経団連副会長などを経て10年6月から日韓経済協会会長、日韓産業技術協力財団理事長。今年の秋の叙勲で旭日大綬章受章

高島正之
 高島社長は三菱商事副社長執行役員など歴任し、6月29日付で横浜港埠頭で初の民間出身社長となった。同社は国と市から埠頭管理の「指定会社」の位置付けにある横浜市の全額出資会社。

 埠頭施設を借り受けられる港湾運営会社になれば、会社として港湾戦略の自由度が高まる。港湾運営会社は民間からの出資も必要になることから、高島社長は「当社が公的な企業であることを理解してくれる会社に出資してもらいたい」と語った。

7.三菱製鋼の福利厚生は?

持株、財形貯蓄、資金貸付制度、資格取得奨励金制度
施設:独身寮、借上げ社宅制度

8.三菱製鋼の中途採用は?

 
 

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