キーエンス 年収 電機・電子部品

【平均年収1862万円】キーエンスはなぜ給与が高いのか

【平均年収1862万円】キーエンスはなぜ給与が高いのか

就職・転職活動中の方は志望する企業をどのように決めていますか? 判断基準の1つとしてよく挙げられるのが「年収(給与・報酬)」。この記事では毎回年収面から注目の企業にアプローチ。データや口コミをもとに社員の収入実態に迫っていきます。今回注目する企業は電機・電子部品メーカーのキーエンスです。


2018年4月3日、nmsホールディングスの株が、一時8%近く上昇しました。
その要因は、同社がキーエンスの高解像度カメラによる外観検査装置をはじめとする、省力化装置の製造・販売のグローバル展開を開始すると発表したことを受け、市場の期待が上がり株価に強い影響を与えたと言えます。

それほど影響力が強い「キーエンス」とは、いったいどんな会社なのでしょうか?

キーエンスは、1974年に現名誉会長である滝崎武光氏によって設立された、FA用センサーや自動制御装置(PLC)を始め電気・電子部品の開発・販売を行うBtoB企業です。
本社は大阪府大阪市にあり、現在では自動車や半導体、電子・電気機器など、製造業のあらゆる分野において世界45か国・200拠点で事業を展開する企業へと成長しました。

キーエンスは「年収ランキング」「生涯給与ランキング」の常連として有名であり、国内企業でトップクラスの年収を維持しています。創業者である滝崎武光氏もアメリカの経済紙「Forbes」が発表する日本長者番付2017では、資産額1兆3880億円で4位、世界でも102位にランクインしていて、富豪の一人として有名です。

なぜここまで高給なのか、その理由がベールに包まれていることから、世間では「謎の大企業」と呼ばれることもあります。

それでは、キーエンスの年収はいったいどれくらい高いのか、またなぜそんなに高いのか、そして就職・転職先として適しているのかを探っていきましょう。

キーエンスの年収(給与・報酬)はどれくらい高いのか

キーエンスの平均年収ですが1862万円(有価証券報告書2017年6月期)でした。

あわせてキーエンスの同業他社のも見てみましょう。
まずオムロンですが794万円(有価証券報告書2017年3月期)、つづいて村田製作所は759万円(有価証券報告書2017年3月期)でした。それでは各社の平均年収を比べてみましょう。

・キーエンス:1862万円
・オムロン:794万円
・村田製作所:759万円

このことからキーエンスの平均年収は業界内でも突出して高いことがわかります。

男女あわせた正規雇用者の平均年収が487万円(2016年国税庁・民間給与実態統計調査)ですから、どれだけ高いのかがわかりますね。キーエンスの平均年収ですが1862万円(有価証券報告書2017年6月期)でした。

めったに見ることができない給与明細。そこからわかった驚愕の実態とは!


電機・電子部品業界の給与明細

同年代・同職種でもこれだけの会社間格差が

  • キーエンス・20代コンサルティング営業(非管理職)の 給与明細
  • オムロン・20代ルートセールス(非管理職)の 給与明細
  • 村田製作所・20代ルートセールス(非管理職)の 給与明細

なぜこれほどまでに業界内でも群を抜いて高いのでしょうか? 理由を探っていきましょう。

キーエンスの年収(給与・報酬)はなぜ高いのか

キーエンスは、自社工場を保有せずに製造業を行うファブレス企業です。
そのため製造設備の投資費やランニングコストが極端に少ないことが、高収益高収入の一因です。

セールス手法に注目してみると、顧客の話を徹底して聴くコンサルティングセールスが特徴です。顧客の潜在ニーズを追求し製品開発をしていることから、新商品の7割が業界初であり、「世界初」「世界最小」など付加価値のある商品力が強みで、選ばれる製品を世に送り出しています。

キーエンスは代理店を通さない直販体制のため、中間マージンを取られることがなく、メーカーでありながら利益率は50%以上にのぼります。
製造業において、営業利益率が5%未満の企業が多いなかで、社員が2000人も在籍していてこの数字を出すことは驚異的だと言えます。

そういった理由から、利益は社員に還元されやすいといってよいです。
キーエンスでは、基本給を基準とした賞与とは別に、連結営業利益の一定割合を社員に支給する業績連動賞与の制度があることも、年収が高い理由です。

社員が明かす年収についての赤裸々な実態が口コミには書かれています。


キーエンス社員の口コミ

評価方法は決まってはいるが……

「成果面とアクション面の評価はあるが、結局売れていないと評価はされない。 査定に関しても個人の好き嫌いが出る部分は否めない。実力主義ではあると思うが、結局は会社の……

高額給与の分かれ目は?

「成果報酬の割合は極めて低く、基本的に全社員一定ラインの給料をもらえる。 新卒の時代から給料は高く、30歳前後までは給与は上がるが、それ以降の給与は……

ここまでで十分高い収入を得られることも、年収が高い理由もわかりました。では社内でどんな人、どんな仕事をしている人がより給与が高いのでしょうか。

キーエンスの社内で年収(給与・報酬)が高いのはどこか

続いてキーエンス内部に目を向けていきましょう。職種や能力によって年収の差はどのぐらいあるのでしょうか。

職種は
 ビジネス職【営業、海外、マーケティング、生産管理、人事、経理、総務 ほか】
 エンジニア職【商品開発、ソフトウェア開発、生産技術、コンサルティングエンジニア ほか】
 S職 事務専任職【営業事務、人事、経理、総務、販売促進、購買、生産管理 ほか】

に分かれています。

給与テーブルによってベースが決まるため、職種による年収の差はほとんどありません。

新卒社員の場合、入社してから3年間は能力や実績とあまり関係なく自然と昇給しますが、4年目からは部署や能力によって昇給に差が出てきます。

実際の給与明細を見比べると、目安では見えてこなかった驚きの現実が!


キーエンス社員の給与明細

20代でも十分高いが、30代になれば大台に!

キーエンス社員の給与明細

同年齢でも能力によっては◯倍の格差が!

年収の高さばかりに目を奪われがちですが、就職・転職を検討するにあたり気をつけなければならないことはないのでしょうか。

キーエンスに就職・転職する際に留意点や課題はないのか

キーエンスは「40代で墓が立つ」といわれるほど、激務だと噂されていました。
しかし現在は、ルールとして21時半以降は繁閑問わず残業をすることは厳禁とされ、会社の資料やパソコンを自宅に持ち帰るのも一切禁止です。さらに接待をすることも許されていないため、クライアントと飲みに行ったり、土日に接待ゴルフに行くこともありません。

その一方でキーエンスのルール上、長時間労働ができないことから、限られた時間のなかで成果を出していかなければなりません。
営業はテリトリー制を採用しているので、担当範囲でどれほど売り上げたかを問われます。営業目標の設定は担当者の自己申告がベースとなっていて、入社後早い段階で裁量権のある仕事に取り組むため、どのように運用するのかは個人次第です。

徹底した成果主義で、甘えは許されないという雰囲気があり、仕事に対するプレッシャーは大きいです。高い報酬を得るわけですから、要求される仕事へのハードルは厳しく、精神的にかなり負担がかかります。

この他にも口コミにはこんな意見が書かれています。


キーエンス社員の口コミ

平日にプライベートを確保するのは至難

「残業が青天井のイメージがあるが、大型連休がない月は上限70時間、ある月は上限50時間と決められている。 休日出勤は月2回が上限。ただし、平日に用事を……

高額給与の分かれ目は?

「競合他社よりも、一つ先をいったスペックの製品を武器に営業ができます。 客先のリアクションもよく、製品力で戦える面白さがありますが、さらに……

結局キーエンスは就職・転職先として選んでもいいのか

ここまでキーエンスを見てきました。結局「就職・転職先として選んでもいいのか」なんですが、

結論から言うと「選ぶべき」です。

キーエンスでは、長時間労働にならない仕組みづくりを徹底しています。
年間休日126日という実績が示すように「Work Hard、Play Hard」、つまり本気で働いて、本気で遊ぼうというスタイルでメリハリのある生活を送ることができます。
仕事は激務といわれていますが、ブラック企業ではありません。

近年では、誘導型や光学式、接触型等5つのタイプのセンサーを製造しています。その営業利益率は米国のコグネックスやオムロン等の競合他社をはるかに上回り、大変好調です。

今後、人手不足やAI化の背景から飛躍的にハイテク化・効率化が進み、ファクトリーオートメーション関連の需要が益々伸びることが予想されています。
このような背景の中で、コンサルタントが顧客の要望に沿って製品を販売するスタイルはよりいっそう重要度を増していきます。

そしてビジネスフィールドの面では、未開拓な海外のエリアも存在しており、企業として成長し続けている魅力があります。
国内外で、“付加価値の高い商品”と“課題解決のアイデア”を提供することで、モノづくりの現場を支える仕事に挑戦できることはかなりの醍醐味だと言えます。

就職・転職先として非常に魅力的だと言っていいでしょう。

転職候補としてキーエンスに興味が湧きましたでしょうか?


しかし、これほどの人気企業・難関企業ともなれば、個人応募で採用面接にまでたどり着くことは難しいでしょう。

ここは転職アドバイザーを活用してみませんか?

転職アドバイザーってなに? という方のために簡単にご説明します。
転職アドバイザーとは、応募者から転職に関わる相談に乗り、企業の採用担当者と様々な交渉をします。いわば応募者と採用企業の橋渡し役です。

具体的には、
①非公開求人を紹介してもらえる
②応募書類のブラッシュアップを手伝ってもらえる
③年収や入社時期について採用企業と交渉してもらえる
ことが挙げられます。

①非公開求人を紹介してもらえる
転職アドバイザーはコーポレートサイトや就職・転職サイトに公開されている求人だけではなく、より厳選された人材を採用したいと考えている企業が公表していない求人情報をたくさん抱えています。

②応募書類のブラッシュアップを手伝ってもらえる
これまでの膨大な転職ノウハウが蓄積されていたり、企業の採用担当者から生の要望を聞いていたりするので、転職を希望している企業に最適化した応募書類作成が可能です。

③年収や入社時期について採用企業と交渉してもらえる
転職希望者がもっとも気になるけど、なかなか伝えにくい希望年収額や、前職での引き継ぎなどで入社時期が遅くなりそうなど、採用企業との調整役をしてくれることもあります。

これらによって合格率アップや精神的な負担を軽減することができますし、さらには類似した企業・職種の紹介を受けられるなどたくさんのメリットがあります。

しかもこれらのサービスは、すべて無料で受けられるんです。
(※ただし、転職アドバイザーを経由した採用応募の場合に限ります)

ぜひ下記リンクからお申し込みください。


キーエンスへの転職をプロのアドバイザーに相談する(キャリコネ転職)

※リンク先のサイトに登録すると後ほど転職アドバイザーから連絡があります。その際に「キーエンスに転職したい」旨をお伝え下さい。

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