【ブラック企業の見分け方】企業ホームページに現れる5つの兆し

【ブラック企業の見分け方】企業ホームページに現れる5つの兆し

その会社がブラックかどうかは、実際に働いてみないと分かりません。特定の部署やリーダーだけがブラックという場合もあります。でも「会社の体質」や「経営者の姿勢」は、情報公開の仕方に現れるものです。就職・転職の候補にあがった会社のホームページは、必ず事前に隅々までチェックしましょう。


【新入社員退職RTA】「新入社員もう辞めた」ツイート50連発! 3日で会社を見切るのは慧眼なのか?

https://tenshock.biz/articles/2372

希望に胸が高鳴る新年度。ツイッターには「今年の新入社員辞めた」というつぶやきが相次いでいる。ブラック企業と判明しても辞められなかった就職氷河期を思うと隔世の感がある。なお、RTAとは、ゲームをクリアする時間を競う「リアルタイムアタック」(Real Time Attack)の略です。内容は随時更新します。

1.「中途採用」をしているかどうか

その会社は「中途採用」を通年で実施していますか?

新卒入社した会社で、定年まで働き続けられること。気心が知れたメンバーと、いつまでも和気あいあいと過ごせること――。これが「真のホワイト企業」の条件と考えている人もいるかもしれません。

だったら、採用は「新卒のみ」で、離職率が限りなくゼロに近い会社が「安心して入れるいい会社」ということになります。

しかし、これから事業環境が大きく変化する中で、「我が社は新卒入社生え抜きの戦力だけで、この大変化を切り抜ける」と考える方が不自然ではないでしょうか。それでは「井の中の蛙、大海を知らず」ということにならないでしょうか。

新しい環境には、新しい専門人材を加えて課題に対処するのが自然です。時には既存事業のしがらみを断ち切った、非情な取り組みも求められます。

「中途採用人材」は、古い会社が脱皮して生き残るために不可欠な存在なのです。

それなのに、どうしてもまっさらな新卒を自社の色に染めたい、他社の色に染まった人材を仲間に入れたがらない会社があります。

そういう会社は「うちは若者や女性が、新しい発想で仕事をすることに期待している」などと言います。社会人経験に乏しい若者に、安い給料で無理強いをしている自覚はないのでしょうか。その間、高給をもらって働かないおじさんたちは、何をしているのでしょうか?

働き方改革とは、大企業の「働かないおじさん」問題である

https://tenshock.biz/articles/3149

日本経済の喫緊の課題とされる「働き方改革」だが、生産性向上が必要なホワイトカラーとは誰なのか、いまひとつターゲットが明確になっていない。もしかすると、日本の大企業に勤める「働かないおじさん」ではないだろうか。

中途採用を常に募集し、競争などでふるい落とす「人材使い捨て」の会社は、ブラック企業の一種であることは間違いありません。

その一方で、中途採用を毛嫌いし、生え抜きだけで経営課題に対応しようとして、結局は時間切れになり、転職もできない中高年の社員をリストラをするような会社も、「人材飼い殺し」をするという意味で、隠れブラック企業といえるでしょう。

退職理由は「尊敬できる上司がいないため」 リストラ報道のNECで続く若手社員の流出

https://tenshock.biz/articles/2971

NEC(日本電気)が2018年度中に3000人規模の希望退職を募ると発表した。リストラ費として400億円を計上し、純損益は半減の見通しだ。同社には2001年度から3回のリストラを繰り返し、計1万人以上を削減してきた経緯がある。企業口コミサイトの「キャリコネ」には、社員から根本的な問題のありかを指摘する声が相次いでいる。

2.「同族経営かどうか」だけはチェック

最低でも、これだけはチェックしてください。ホームページを見たときに、社長と同じ苗字の人が会長や専務、相談役などに名を連ねている会社があります。その会社はもしかすると、同族経営をしているのかもしれません。

「悪いことばかりではない」と言われるが

同族経営とは、特定の親族などが支配・経営する組織を指します。株主の大部分をオーナーや親族が占めている場合には、株価を上げるための努力を本気で行う可能性が高くなります。雇われの「サラリーマン社長」とは、気合いが違います。

若いころから後継者としての教育を受けていたり、親族間で株式を多く持っているので長期的な視点で経営できたりするなど、メリットもあります。組織内の統制が強まり、社内が派閥によって割れにくくなるという指摘もあります。

「その一族でないと出世できない」会社でいいのか

一方、株主や投資家としては問題がないとしても、働く従業員としてはとても耐えられないケースもあります。例えば、同族経営はその一族でないと出世できないとか、積み重ねてきた物事が鶴の一声でひっくり返ってしまうとかいう弊害があります。

社内で強大な権力を有する横暴なオーナー社長が、人の使い捨てで業績を維持している場合もあります。豪腕社長が会社を引っ張っているうちは何とか耐えられるとしても、後継者に無能な息子が就き、業績が悪化して会社が傾くケースは、まさにブラック企業の典型といえるでしょう。

役員である親族に専務や常務などの肩書きが付いているけれど、担当部門が書かれていない場合もあります。これはきちんとした会社であればありえません。仕事で上げた収益が頑張った本人に還元されず、働かない親族に流れてしまうのであれば虚しくなるだけです。

苗字が違う「娘婿」がいるかもしれない

ウェブサイトでチェックする際、親族であってもオーナーの娘婿(娘の夫)であるなど苗字が違う場合もあるので注意が必要です。たとえば東京・赤坂に本社を置く上場企業の社員は、口コミサイトのキャリコネに次のような書き込みを残しています。

同族企業のため、親族の息がかかっていたり、○○県出身者でないと出世は難しい。プロパー社員の中にはコネ入社のひとが多いので、身内にスパイがいる、会議室に盗聴器が仕掛けられている、などの噂は絶えなかった」

キャリコネで「同族」を検索すると、400件以上の口コミがヒットします。

大日本印刷の社長「3代目世襲」を社員はどう見ているのか

https://tenshock.biz/articles/3683

大日本印刷が、39年ぶりの社長交代を発表した。次期社長は現社長の長男。これで前社長を含め3代続けて「北島家」から社長が輩出されることになる。企業口コミサイト「キャリコネ」で、社員の反応を見てみた。

3. 「業績が右肩下がりの会社」は危ない

現時点での知名度やブランドよりも、将来の業績が大事――。あまりにも当たり前のことですが、就職・転職希望者の話を聞くと、会社の業績や事業への関心があまりにも薄く、知識が乏しい人が多いことに驚かされます。これは非常に危ないことです。

仏の社長が悪魔に変わる「業績悪化」

なぜ業績が右肩下がりの会社に、入社すべきではないのか。それは、業績悪化こそ「会社がブラック化する最大の原因だから」です。

ブラック企業というと、最初から悪意の塊のような社長が経営していると思われていますが、それはごく一部。好況期には優しかった経営者や管理者が、業績悪化に伴って鬼や悪魔のように変わっていく例は、枚挙に暇がありません。

給料が安い、残業代が支払われない、長時間労働を強要される、ノルマが重すぎる、社員の人間関係がギスギスしている――。これらブラック企業の特徴といわれるものは、すべて好業績によって解決される可能性があります。少なくとも業績が低迷しているうちは、改善されることはありません。

会社が儲かっているのに、従業員を搾取している場合は別ですが、そのような「真性ブラック企業」は割合としては高くないものです。

「誤った経営戦略」の下でブラック化が進む

業績低迷&右肩下がりの最大の原因は、経営者の能力が低く、経営戦略が誤っているから。事業環境が激変しているのに、それに対応する適切な手を打つことができないから、業績が低迷するのです。どうせ入るなら、頑張りが報われる会社に入った方がいいのではないでしょうか。

経営者の経営能力が低い会社に入ってしまうと、努力が泡と消えることになります。いくら一生懸命やっても、儲かる見込みのない事業を無理やりやらされることほど虚しいことはありません。右肩下がりなら、ブラック化はさらに進むことでしょう。

このような会社は、「安定性が高い」と思われている東証一部上場企業の中にも存在します。したがって、その会社に何十年も勤めることを考えれば、より重要なのは現時点での見せかけの安定性ではなく、「成長性」や「将来性」なのです。

「飼い殺しで未来を台無しにされる」のが最悪

逆に、伝統があるのに事業を大胆に再編し、成長性を創造する会社もあります。保守的な日本的メーカーと思われているデンソーは、最先端の電気自動車や自動運転の技術を研究しています。日立造船は現在では造船をしておらず、環境保全装置やプラント、電気自動車向けの電池などに事業の舵を切り、生き残りを図っています。

将来性のある新分野の仕事に関わることができれば、将来の転職可能性も高まり、キャリアアップも期待できます。逆に、仮に会社が存続していても、将来性の低い分野のスキルしかなければ、どこにも転職できず、リストラされれば終わりです。

いくら有名な大手で、福利厚生が行き届いていても、このように「従業員を飼い殺しにし、未来を台無しにする」のも、疑いなくブラック企業の一種なのです。

4.「透明性の低い経営」の会社は避けよう

インターネットが社会インフラとして確立したいま、ホームページは会社の顔。求人広告は立派でも、ホームページがしょぼいということは、「透明性の高い経営」への意識が低いと判断していいでしょう。もちろん単に高機能とかおしゃれとかならいいわけではなく、きちんと誠実に情報公開がなされていることが大事です。

閉鎖的な会社はホームページで分かる

投資家や入社希望者に対し、正しい情報にもとづいて正しい判断をしてもらいたいと考える会社は、「透明性の高い経営」を行います。これができるのはきちんとした会社であり、ブラック企業ではない確率が高いです。

ホームページでの情報公開に消極的な会社は論外。閉鎖的な社風の場合が多いです。無機質な業績数値を並べた表だけしか載せていなかったり、「有価証券報告書のPDFを載せておくから、勝手にダウンロードして」で終わらせたりするような会社の業績は、往々にして冴えないものです。

業績をグラフ化している会社は安心

会社の業績は上場企業の場合、ホームページの「IR情報」や「業績ハイライト」などのコーナーに掲載されています。TENSHOCKのまとめ記事からなら簡単にチェックできます。未上場企業でホームページに掲載していない場合には、面接で確認しましょう。ここで言葉を濁すような会社は、後ろめたいことがあるに違いありません。

例えばサイバーエージェントは、業績を非常に分かりやすくまとめており、さらに会社独自の分析をして社員の「年齢内訳」や「男女比」「新卒/キャリア(中途入社)比」などもグラフにして載せています。

なぜこのようなことができるのかというと、ひとつは「業績が絶好調」だからです。自分たちのビジネスに成長性と将来性があるという自信が、このような情報公開につながっているのでしょう。

【中途入社55%】(株)サイバーエージェントに就職・転職するなら知っておきたい情報まとめ

https://tenshock.biz/articles/7

就職・転職するなら「株式会社サイバーエージェント」。「21世紀を代表する会社を創る」というビジョンを掲げる東京・渋谷の会社。2016年10月27日発表の通期業績は、「AbemaTV」等へ約100億円の投資をしつつ連結売上高、営業利益とも過去最高を更新。新卒入社とキャリア入社がほぼ半分ずつ。多くのベンチャー経営者を輩出していることでも知られる。

5.「怪しい」と思ったら口コミサイトで裏取りを

役員や社員が顔出し、名前出しでホームページに登場しているかどうかも、非常に大事なチェックポイントです。役員の顔写真とともに、責任範囲を明確に記載しているところは、成果に照準を当てた生産性の高い会社に違いありません。

社長の顔が怪しいとか、業績を見せたがらない会社、逆に水増し感が満載で派手すぎる会社を見つけたら、口コミサイトで社員やOBOGが書き残した「内情」を確認しましょう。

キャリコネがおすすめする、信頼の大手人材紹介サービス4社

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信頼の大手人材紹介サービス会社「リクルートエージェント」や「マイナビエージェント」、「PASONA(パソナ)」や「DODA(デューダ)」に登録

ホームページはキラキラしたヴィジュアル満載で、求人広告では社員が「日々成長を実感!」と言っているのに、キャリコネなどの口コミサイトには、

「ノルマが重すぎてパワハラが横行」
「深夜、休日も残業代なし」
「社長の怒号がひどすぎて電話口のクライアントがドン引き」


みたいなことが書かれている会社もあるのです。多角的な情報収集を行い、企業の実態を見極めてください。

企業・会社の評判、口コミ、年収など転職・就職に役立つ情報サイト キャリコネ

https://careerconnection.jp?utm_source=tenshock&utm_medium=2428&utm_campaign=body&utm_content=link_13&dmai=TEN

転職や就職に役立つ年収・企業の評判・面接対策などの口コミ情報ならキャリコネ。転職の求人情報やスカウトサービスも提供。

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