【外資転職のススメ1】「生活残業」の会社を辞めて、定時退社で年収150万円アップ! ――ヘッドハンターが教える転職成功例

【外資転職のススメ1】「生活残業」の会社を辞めて、定時退社で年収150万円アップ! ――ヘッドハンターが教える転職成功例

政府は慢性的な人手不足時代を見越して、仕事の生産性を向上させる「働き方改革」を推進している。しかし改革などしなくても、すでに生産性の高い職場は日本国内に存在する。そのひとつが「外資系IT企業」だ。生産性の低い日系企業との働き方の違いは、どこにあるのか。ヘッドハンターの塲田 聖(ばた・みな)さんに聞いた。


日本企業の長時間労働は「5時から仕事」

いま、外資系IT企業の求人が増えています。2020年の東京五輪に向けて、さまざまなインフラが急ピッチで整備されていますが、そのための人材確保が急務になっているのです。

日本の大手企業の中には、外資企業のグローバルな製品を使って事業や業務を変えていこうとしているところも少なくありません。新しい発想の技術やサービスも増えており、人材需要のピークはあと数年続くと思われます。

転職先としても魅力のある外資系企業ですが、給料は高いものの入社したらついていけないと恐れ、候補から外す人もいるのではないでしょうか。確かにリストラなどは大胆に行う外資ですが、日々の仕事の生産性は高いです。一例を示してみましょう。

私が数年前に転職のお手伝いをしたAさんは、NTT系の会社でSEとして働いていました。年齢は30歳で、年収は650万円。ただしこの中には残業代も含まれています。もちろん業務量も多かったのですが、基本給が低く「生活残業」の側面もあったそうです。

職場で周囲を見れば、昼間からオフィスで雑誌を読んだり、ネットサーフィンやゲームをしたりして過ごす先輩社員ばかり。しかし彼らは夕方5時ころになると、ようやく仕事をし始め、夜遅くまで会社に残っていたのだそうです。

もちろんAさんも、そんな働き方は時間の無駄だと分かっていましたが、部署全体がそういう雰囲気では、自分だけ早く帰るわけにもいきません。そんな生活に飽き飽きしたAさんは、外資のIT企業に勤めていた友人の紹介で、私のところに相談に来たのです。

外資に転職したら「拘束時間が減って、給料アップ」

Aさんは技術的にはそこそこのレベルでしたが、仕事を通じてもっとスキルアップしたいという強い希望を持っていました。そこである外資のIT企業を紹介したところ、年収800万円で採用。彼の生活は「180度の転換」と言えるほど変わったそうです。

まずAさんが驚いたのは、転職先では定時にほぼすべての人が退社するところ。「生活残業」のためにダラダラと職場に残る人は皆無。仕事中も無駄な会議やレポートなどがなく、快い緊張感の中で仕事に集中することができました。

よく外資に転職した人から聞くのが、「残業がゼロになったのに、転職前と仕事量が変わらない」という驚きの声です。いかにそれまで無駄な時間が多かったかということでしょう。ダラダラ仕事をしたい人にはいい環境なんだ、と強がる人もいるでしょうが、

「仕事量がほぼ変わらないのに、拘束時間が大幅に減って、給料が3割以上アップ」

と聞けば、これをデメリットと感じる人はいないでしょう。

なぜこのような違いが出るのか。最も異なるのは「職場のカルチャー」です。日本企業で重要なのは「人の感情」と「組織の秩序」。一方の外資では「仕事」と「成果」が重要であり、割り当てられた仕事が定時で終わらないのは能力の低い人と見られます。

もちろん一部には超高給で365日働く人もいますが、多くの人は定時で帰ることを前提にスケジュールを組み立てたら、明日できることは後回し。取り立てて「ワークライフバランス」などと言わなくても、それが当たり前のことになっています。

すべての外資が同じカルチャーとは限らない

ただし注意が必要なのは、すべての外資系企業がこのようなカルチャーといえば、そうではない場合もあることです。例えば、日本で長く営業を行っている会社や、新卒生え抜きの社員を多く抱えている会社は、中身は日系企業と変わらないところもあります。

その一方で、日本企業であっても、例えば外資IT企業の出身者が部門トップを務めていて、外資出身者が占める割合が高いITベンチャーの開発部門などでは、外資のよいところを汲んだマネジメントが行われていて、雰囲気が近い場合もあります。

なお、私たち「ヘッドハンター」は、転職先を探す人たちを集めて会社とつなぐ「登録型人材紹介」とは異なり、こちらから個人に対してスカウトのアプローチをする方法を採っています。1件ごとのマッチングをかなり丁寧に行いますが、その分、ある程度のポジションの方に限定させていただいております。

とはいえ、外資企業が欲しがるエンジニアは、技術力が高くて意欲のある30代が中心です。我こそはという方がいらっしゃったら、是非私までご連絡ください。どのような会社が「仮面外資」なのか、会社ごとのタイプの違いなどについてお教えします。

 
 

この企業情報の記事作成

シマンテック、シスコシステムズ、デル等の外資系IT企業で勤務後、外資系人材紹介会社を経て、(株)グローバルウェイのヘッドハンター

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