アクセンチュアのITコンサルティング部門の勤務経験者が語る「転職のススメ」【シニアマネージャーで年収1200万円】

アクセンチュアのITコンサルティング部門の勤務経験者が語る「転職のススメ」【シニアマネージャーで年収1200万円】

アクセンチュアは世界最大規模の総合コンサルティングファーム。近年はITコンサルティングの分野で存在感を高める。システム化による業務効率の支援を事業・業務レベルで行う領域で成長し、IT戦略を経営に提言する。実務的なキャリア形成に有利とみられることもあるようだ。今回は勤務経験のある方にアクセンチュア全般についてお話を伺った


仕事内容・職場環境

クライアント企業向けシステムの導入サポートや、IT化の支援に携わっています。クライアント企業のIT部門における経営のコンサルティングなども行います。プロジェクト制のため、同じ部署であっても所属するプロジェクト案件によって、業務内容はまったく異なります。

企業情報サイト「キャリコネ」を見ると、現在ではコンサルティング会社というよりも、もはやSIer的な業務が多いとの口コミが寄せられています。 プログラマーやシステムエンジニア経験者で、今後はコンサルティング業務で仕事をしたいという転職希望者にとっては魅力的な会社であるかもしれません。(編集部)

仕事・職場にマッチする人物像

ロジカルに物事を考え、組織の全体感をつかみ、その上で自分の役割1つひとつに意味を持って仕事を取り組める人が向いています。仕事を自ら進んで取りに行く姿勢があり、その仕事を遂行できる努力をする人。これらを浮き沈みせず、安定して継続できる人。

業務量は決して少ないわけではありません。したがって心身ともにタフであることが求められています。口コミによると、面接時に「大変だよ。覚悟ある?」と単刀直入に質問されたとのこと。「面接では1年で3年分成長できる会社と聞いていたので、大変だというのは分かっていた」そうですが、実際にコミットメントが厳しく、面接で聞かれたとおり覚悟は必要だったようです。(編集部)

出世パターン

2年でアナリストからコンサルタント、更に2年でコンサルタントからマネージャーが現状知る限りでの最短の出世ルートです。マネージャーからシニアマネージャーは4年以上かかるイメージで、シニアマネージャーに上がる際には年収は一律1200万円程度になるそうです。

20代男性の口コミにも「昇進スピードは速く、一つのポジションにいるのは3-4年程度。早い人は5-6年でマネージャーになる。」とあり、概ねこのパターンで決まっているようです。(編集部)

働き方の良いところ

フレックス制や在宅勤務など、柔軟性のある働き方ができる点が良いと思います。近年、人を増やしており、1人ひとりの負担が減り、労働時間は改善されつつあります。社長や人事部長が徹底して制限残業を掲げていることが、現場にも浸透しています。

外資系IT企業であるにも関わらず福利厚生が充実しており、在職者にもおおむね好評のようです。年間40000円分支給される「カフェテリアポイント」でレジャーを楽しむ、家賃補助や引っ越し補助がある、「シックリーブ」と呼ばれる病欠制度があることなど、かなりかゆいところに手が届く制度が豊富にあります。(編集部)

人事評価の良いところ

評価して欲しい点や見て欲しい点を、事前に自己目標として掲げて設定し、社員1人ひとりについている「キャリアカウンセラー」へ主張することができます。また、相対評価ではなく絶対評価のため、みんなが良い評価をもらうことも十分ありえます。

皆さんが気になるのはどんな人が出世コースに乗りやすいかではないでしょうか。出世についての口コミを見ると、プロパー社員と中途採用入社組とで出世スピードの違いはないようです。ただし、マネージャ以下の社員は人事評価会議で決まるそうで、上司に気に入られないと評価されないという悲痛な言葉も聞かれます。その一方で、外資系に共通する「完全実力主義」「TOEIC600点以上」などで評価される側面もあるようです。(編集部)

自慢できる報酬制度

ストックオプションとして、米国のアクセンチュアの株を割引価格で購入することができます。購入は指定の期間に限られますが、引き出しはいつでもできます。その他、新卒に関しては、入社前にお祝い金のような「入社手当」が30万円出ます。

仕事の充実度

ニュースになるような有名大企業のプロジェクトに関わることができるので、仕事の全体感を掴めればやりがいがあります。職位が上がれば上がるほどクライアントの経営者とも近くなり、ディール(取引)額も大きくなるため面白さが増すでしょう。

期待している将来性

戦略コンサルティング会社よりも、ITコンサルティング会社の方が儲かる時代になっています。これを受けて当社のグローバルの規模が拡大していますし、日本でも多くの企業がお客さんとなってくれることを実感しています。

教育研修・福利厚生

きちんとした研修があります。ビジネスマナーや会社のこと、ルールや業務内の用語、プログラミングまで幅広く、かつ深く教えてもらえます。

転職希望者に一番おすすめしたい点

「キャリアパスの豊富さと柔軟性」ですね。インダストリー(産業)別や利用システム別、クライアントサイドのコンサルタントかプログラミングサイドのコンサルタントか、など様々なポジションがあり、自分次第で異動することができます。

【外資コンサル大手】アクセンチュア株式会社に就職・転職するなら知っておきたい情報まとめ

https://tenshock.biz/articles/2441/

世界最大の経営コンサルティング会社であるアクセンチュア(Accenture PLC)の日本法人。戦略、コンサルティング、デジタル、テクノロジー、オペレーションズの分野でサービスを提供し、FORTUNE誌の「世界で最も称賛される企業」に2003年から15年連続で選ばれている。Accenture Japan

 
 

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