日立金属株式会社に転職するなら知っておきたい情報まとめ

日立金属株式会社に転職するなら知っておきたい情報まとめ

日立グループに属している会社の一つで、日立製作所に次ぐ規模の大きさがある。主に高級金属製品や磁性材料、高級機能部品、電線材料などの製造と販売を行っている。国内のみならず海外にも生産・研究拠点となるグループ企業を多数持っているグローバルな企業である。


1. 日立金属ってどんな会社?

1-1 ひとことで言うと

高級金属製品・磁性材料・高級機能部品・電線材料の製造と販売

1-2 創業者と沿革

創業者
鮎川 義介(あゆかわ よしすけ〈通称、あいかわ ぎすけ〉 、 1880年〈明治13年〉11月6日 – 1967年〈昭和42年〉2月13日)は、日本の実業家、政治家。日産コンツェルン創始者。満州重工業開発株式会社総裁、貴族院議員、帝国石油株式会社社長、石油資源開発株式会社社長、参議院議員などを歴任した。

日立金属の歴史は、1910(明治43)年に日本で初めての可鍛鋳鉄製造会社として鮎川義介によって北九州に設立された「戸畑鋳物株式会社」から始まります。その後、「木津川製作所」や「帝国鋳物」など現在の工場の前身を吸収合併していき、「 国産工業株式会社」に社名を変更、1937年には株式会社日立製作所と対等合併しました。 1956(昭和31)年、日立製作所の鉄鋼部門として分離し「日立金属工業株式会社」となり、1967年、現在の社名である「日立金属株式会社」となりました。

1-3 本社所在地とネットワーク

東京都港区港南一丁目2番70号(品川シーズンテラス)

出典:http://www.hitachi-metals.co.jp/corp/corp01_map.html

国内外の拠点情報

1-4 ビジョン・ミッション

■経営理念

わが社は
110年に及ぶ歴史を有ち
主製品は質量ともに業界の首位を占めて
つねに技術に精進し
わが社を愛する人々の和の上に
『最良の会社』を具現して
社会に貢献することを念願しております

Materials Magic の意味
■お客様から見ると
課題を解決し、価値を生み出してくれる人材、製品、技術、設計、アイデア、サービスなど、すべてがMaterialsです。私たちはお客様のニーズを形にして、最良のソリューションを実現します。それが「Materials Magic」です。
■私たちのモノづくりは
特色ある高度な技術開発力を持つ「開発型企業」として、質にこだわる経営を実践してきました。これからも「質の創造」に挑戦し、社会に貢献できる高機能部品材を提供し続けていきます。それが「Materials Magic」です。
■私たち一人ひとりが
知恵や知識、蓄積してきた経験などあらゆるMaterialsを結集し、成長への原動力となります。それが「Materials Magic」です。

2. 日立金属って何をする会社?

2-1 業績推移・見通し

▲売上収益
2013年度  8077億9400万円
2014年度  1兆43億7300万円
2015年度  1兆175億8400万円

▲営業利益
2013年度  534億2800万円
2014年度  844億700万円
2015年度  999億5400万円

▲親会社の所有者に帰属する当期利益
2013年度  481億3300万円
2014年度  705億6900万円
2015年度  690億5600万円

2-2 事業セグメントと業績内訳

▲セグメント別売上
(2015年度)
高級機能部品 3651億円
電線材料 2882億円
高級金属製品 2567億円

▲地域別売上
(2015年度)
日本4511億1600万円
アジア 1927億7300万円
北米 3128億4700万円

2-3 主力商品

■高級機能部品
画像上:大口径アルミホイール SCUBA ®
画像下:エンジン・排気系部品 ハーキュナイト®シリーズ

ハーキュナイト®シリーズは、エキゾーストマニホールドやタービンハウジングなどの排気系部品に使われており、エンジンの高温燃焼に耐え、燃費の向上と排出ガスのクリーン化に貢献しています。

大口径アルミホイールSCUBA® (Sharp Styled Casting & Uncompromised Bright Appearance) は、高精度のCAE技術を駆使し、デザイン性と軽量化を追求しています。

■自動車用鋳物
自動車用鋳物(高級ダクタイル鋳鉄製品[HNM®]、輸送機向け鋳鉄製品、排気系耐熱鋳造部品[ハーキュナイト®])、アルミホイール [SCUBA®]、その他アルミニウム部品、自動車用鍛造部品

■配管機器
設備配管機器(®印各種管継手、ステンレスおよびプラスチック配管機器、冷水供給機器、精密流体制御機器、密閉式膨張タンク)

■電線材料
画像上:EN規格対応ノンハロゲン電線 POLYENEX®
画像下:UL/CSA規格ワイヤ・ケーブル

■UL/CSA規格ワイヤ・ケーブル
UL/CSA規格に適合した機器内配線用電線・ケーブル。豊富なラインナップでさまざまな用途に対応いたします。

■電線
産業用電線、機器用電線、電機材料、工業用ゴム

■機能品
ケーブル加工品、自動車用電装部品、ブレーキホース、ワイヤレスシステム

■情報システム
情報ネットワーク機器[APRESIA®]

■高級金属製品
画像上:ダイカスト金型用鋼「DAC-MAGIC®」
昇温・冷却のヒートサイクルに耐えうる高温強度とねばり強さを兼ね備えたダイカスト用金型用鋼です。
画像下:スパッタリングターゲット材
液晶ディスプレイ用、タッチパネル用など、次代のニーズに応える特色ある新材料を開発・提供しています。
出典:http://www.hitachi-metals.co.jp/corp/corp16_01.html

■特殊鋼
高級特殊鋼[YSSヤスキハガネ](工具鋼、電子材料〈ディスプレイ関連材料、半導体等パッケージ材料、電池用材料〉、産業機器材料〈自動車関連材料、剃刃材および刃物材〉、航空機・エネルギー関連材料、精密鋳造品)

■ロール
各種圧延用ロール、射出成形機用部品、構造用セラミックス部品、鉄骨構造部品

■軟磁性部材
軟質磁性材料(アモルファス金属材料[Metglas®]、ナノ結晶軟磁性材料 [ファインメット®]、ソフトフェライト)およびその応用品

3. 日立金属の経営者ってどんな人?

3-1 社長のプロフィール

代表執行役 執行役社長
平木 明敏

出 身 地 兵庫県
生年月日 1961年3月2日生まれ
最終学歴 1985年3月 大阪大学大学院金属材料工学科修士課程修了

1985年4月 当社入社
2008年6月 日立設備エンジニアリング株式会社 取締役社長
2010年4月 当社 事業役員 特殊鋼カンパニープレジデント 兼 輸出管理室副室長
2012年4月 当社 事業役員常務 高級金属カンパニープレジデント 兼 特殊鋼事業部長 兼 輸出管理室副室長
2015年4月 当社 代表執行役 執行役常務、高級金属カンパニープレジデント 兼 輸出管理室副室長
2015年6月 当社 代表執行役 執行役常務、高級金属カンパニープレジデント 兼 輸出管理室副室長 兼 取締役
2016年1月 当社 代表執行役 執行役常務、技術開発本部長 兼 品質保証本部長 兼 取締役(現任)

3-2 発言、ブログ、エピソード

今、日立金属は、持続的成長に向けた大きな転換期を迎えています。
「変革」と「挑戦」をキーワードに、改革と成長戦略の両輪によるさまざまなアクションプランを実行し、持続的成長を可能とする経営基盤の確立に取り組んでいます。
この取り組みの成果を得る中で、私たちは、“新しい日立金属”を創造し、「世界トップクラスの高機能材料会社」を実現していきます。

4. 日立金属ではどんな社員が働いているの?

4-1 従業員数

連結2万9157人
単体5966人(2016年3月31日現在)

4-2 平均年齢

単体平均43.5歳(2016年3月31日現在)

4-3 平均勤続年数

単体平均20.6年(2016年3月31日現在)

4-4 平均年間給与

単体平均775万5000円(2016年3月31日現在)

4-5 活躍する社員インタビュー、コメント

西村崇善
グローバル技術革新センター
2012年入社。生産システム研究所(現グローバル技術革新センター)に配属され、さまざまな製品における生産の自動化や不良率低減プロジェクトに関わる。

「すごい人数だな」。工場に一歩足を踏み入れて、西村は目を見張った。組み立てられているのは自動車用部品として使われる製品。作業は3人ひと組で進んでいく。一人目が金具を付け、二人目がカシメて、三人目が内径や耐圧の検査を行う。そんな3人組がひしめき合っている。壮観だった。「これを自動化するのか……」。もともとそこは日立電線の工場だったが、2013年に日立金属と合併したため、工程の自動化を西村の所属する生産システム研究所(現グローバル技術革新センター)で手がけることになったのだ。

河村 知可子
電線材料カンパニー 電線材料研究所
被覆材グループ
2013年入社。電気自動車に使われるエナメル線塗料の開発に携わったのち、2015年より現部署。電線の被覆材研究を手がける。

研究の中での喜び。それはなんといっても、今後に活かすことのできそうな「いいデータ」が取れた時だと河村は言う。だが、そんなデータに巡り会えるのは半年に一度か二度。悔しい思いをすることのほうがよっぽど多い。
それでも河村が前に進もうとするのは、「人」の力あってこそだ。河村のまわりには、十数年にわたって被覆材に関わってきた先輩など、プロフェッショナルがずらりとそろっている。学術論文を読み込むより、先輩に聞いたほうがずっと有意義だと感じるほどだ。そんなプロたちの中に蓄積されてきた経験を定量化できれば、次世代へと受け継いでいける。人から人への技術伝承。その橋渡しを担っているのだという大きなモチベーションがある。

 

5. 日立金属の人材採用・育成方法

5-1 採用に関する方針・施策

日立金属が求める人材像

挑戦する勇気と熱意がある
その分野で一流をめざす
仕事に対して誠実に向き合う
自ら考え、責任を持って実行する
グローバルな思考で行動できる

5-2 育成に関する方針・施策

「ほかの誰にも負けない、自分だけのナンバーワンを持とう」。研修で使われる言葉です。
NUMBER ONEのモノを生み出すのは、NUMBER ONEの人。
そのことをよく知る日立金属だからこそ、入社直後だけではなく、息の長い研修を用意しています。

5-3 評価・報酬に関する方針・施策

配属は面接時と内定後に本人の希望をお聞きし、入社後の研修で配属発表となります。
各部署のニーズと人事からみた本人の適性を加味して決定いたしますので、本人の希望はできるだけ尊重しますが、全員が希望どおりの配属先となるわけではありません。
しかし、自身のキャリアプランを上長・人事に報告する自己申告制度などがありますので、こうした制度を利用し希望の部署に異動する機会はあります。

現在、海外拠点はアメリカ・ドイツ・タイ・中国・香港など約55ヶ所あり、全体の1割前後の社員が駐在しております。その他出張など含めれば、数多くの社員が海外と関わる仕事をしています。
駐在員も3~5年程度の期間でローテーションしていきますので、国内の転勤と同じように海外勤務の可能性は十分にあります。語学だけでなく、自身の仕事のスキルを磨いて、グローバルに活躍できる人材を育てたいと考えています。

初任給
 大学卒:215,600円
 大学院(修士)修了:234,600円
 大学院(博士)修了:266,000円
 ※2016年度入社実績
昇給 年1回(5月)
賞与 年2回(6月・12月)

6. 日立金属出身者(OB・OG)にはどんな人がいるの?

新報国製鉄株式会社
代表取締役社長 成瀬 正

生年月日 昭和 22 年 1 月 2 日
最終学歴 一橋大学社会学部
略 歴 昭和 45 年 4月 住友金属工業株式会社入社
平成 11 年 10 月 同社和歌山製鉄所副所長
平成 14 年 1月 住友特殊金属株式会社入社 支配人
平成 14 年 7月 同社取締役就任
平成 18 年 7月 株式会社 NEOMAX 取締役専務執行役員就任
平成 19 年 4月 日立金属株式会社事業役員就任
平成 20 年 3月 当社入社取締役副社長就任
平成 21 年 8月 当社代表取締役社長就任

インターメタリックス株式会社 最高技術顧問
ネオジム磁石発明者
佐川 眞人(さがわ まさと)

1966年3月 神戸大学工学部電気工学科卒業
1968年3月 神戸大学大学院修士課程(電気工学)終了
1972年3月 東北大学大学院博士課程終了(金属材料工学)、学位取得(工学博士)
1972年4月 富士通株式会社入社
1982年5月 同社退職 住友特殊金属株式会社(現日立金属株式会社)入社
1988年2月 同社退職
1988年3月 インターメタリックス株式会社設立 同社代表取締役社長
2012年6月 同社最高技術顧問

7. 日立金属の福利厚生は?

福利厚生 施設/独身寮、社宅、診療所 制度/各種社会保険、持株会、財形貯蓄制度、 カフェテリアプランなど

8. 日立金属の中途採用は?

 
 

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